腰部脊柱管狭窄症
腰部脊柱管狭窄症とは、脊柱管という神経が通っている背骨のトンネル内で何かしら問題が起こり痛みやしびれを引き起こす状態をいいます。
多くは、加齢による背骨の変性がみられる60〜80歳代に多い病態です。
腰部脊柱管狭窄症の主な症状
特徴的な症状は「歩いていると段々足にかけての痛みやしびれが強くなる」ことです。
辛くなっても椅子に腰掛けると痛みやしびれが引いていくため、また歩けるようになりますが、ある程度進むとまた痛くなりを繰り返してしまうのも脊柱管狭窄症の特徴的な症状です。(間欠性破行といいます)
また、人によっては立っている時間が続くことでも同じように足にかけての痛みやしびれが出てしまうこともあります。
- ウォーキングをしたいが、途中で痛くなってしまうので歩く距離がかなり減った
- 台所仕事が続けられない
- 外出の予定も仕方なく断っている
このようなお悩みの方が多くご来院されます。
歩くことが制限されてしまうのは、日常生活ではもの凄く不便になります。
腰部脊柱管狭窄症の原因について
先に述べたように、加齢によって脊柱管が変性をしている可能性が高いです。
これによって、脊柱管内のスペースが狭くなり背骨を通っている血管が圧迫を受けて一時的ですが血の巡りが悪い状態になってしまいます。
同じく背骨から足に続いている神経の中にも血管が通っているので、その状況になると足にかけて痛みやしびれが起こってしまいます。
ただ、あくまでも「一時的に」ですので血の流れが良くなると足の痛みやしびれは改善します。
これが座ったり、体を丸めたりすることで良くなる理由です。
結論、背骨周囲で「圧迫によって血の流れが悪くならない」
整体院 FLATの施術方針
背骨周囲の血の巡りが悪くなってしまう圧迫は、いわゆる「反り腰」に近づく程起こりやすいです。
反り腰を作らないためには、①股関節がしっかり動いているか②腹筋群がしっかり機能しているかどうかが重要になってきます。
①股関節の機能低下に対して
特に、脊柱管狭窄症でお悩みの方にはお尻の筋肉や股関節の前面に特徴的な筋緊張や、痛くて使ってこれなかったお尻の筋力の低下がみられることが多いです。
股関節の機能が戻ってこないと、いつまでも負担が腰に集中してしまうので血管の圧迫が避けられません。
筋肉の緊張を整体によってしっかりほぐすことによって、股関節が動くべき本来の機能を戻していきます。
②体幹の機能低下に対して
こちらも、脊柱管狭窄症でお悩みの方は筋力低下がみられることが多いです。
座り仕事が多いことや、場合によっては出産や手術によって開腹した病歴があることも体幹の筋力低下に繋がります。
当院では、患者様のレベルに合わせたマンツーマンのトレーニング指導もさせていただきます。
JR片倉駅から徒歩30秒の整体院 FLATでは、あなただけの施術計画のご提案を大切にしております。
脊柱管狭窄症でお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。